1.4 科学技術の智に期待されること

科学技術の智は、指針、素材、推進力、となることが期待される。具体的には、次の通りである。

 

1.4.1 指針としての科学技術の智

(1)人々にとって、身に付けるべき基礎的知識・考え方・行動の指針となる。

(2)科学館・博物館・学校等で活動内容を検討する際の指針となる。

(3)メディアが科学技術を扱うときの指針となる。

(4)政策担当者が科学技術と社会に関する政策を判断するときの指針となる。

 

1.4.2 素材としての科学技術の智

(1)人々の科学技術への理解・関心を高める素材となる。

(2)人々が科学技術の内容・重要性・必要性を理解する素材となる。

(3)教員・科学者・技術者等が科学技術を説明する素材となる。

 

1.4.3 推進力としての科学技術の智

(1)科学技術の智を作成する過程で、科学技術の意義や科学技術と社会との関係についての人々の関心が高まり、理解が進む。

(2)科学技術の智を作成する過程で、科学技術の智の向上に関する国民と科学者等関係者との協働関係が強化される。